成分辞典

カルボマー

保水性の高い水溶性の高分子化合物です。
増粘作用があり、化粧水乳液などにとろみをつけたり、クリームやジェルなどに厚みをつけるために使用されます。
べとつかず、さらっとした感触です。肌に付けると肌上の塩分や脂肪酸の影響で水のようになります。
乳化を安定化させたり、油分、粉体などを分散させる機能があり、化粧品の安定性を改善します。

酸性のカルボキシル基を持ったアクリル酸を繋げた(重合した)高分子で、アルカリで中和すると透明で綺麗なジェルになります。
安全性が高く幅広い化粧品に使用されます。


※高分子(こうぶんし、ポリマー)または高分子化合物(こうぶんしかごうぶつ)とは、
非常に多数の原子が共有結合してできる巨大分子のことです。一般に原子の数が1,000個以上、あるいは分子量が1万以上のものは高分子とみなされます。一般に分子が長くなればなるほど、肌への刺激が出にくくなります。
化粧品の分野では、炭素(C)やケイ素(Si)が長く結合した成分が多く使われます。主に2つのタイプがあり、水に溶ける油を乳化・分散させるタイプの高分子は増粘剤として使用されることが多く、ローションやジェル、美容液の粘度を上げとろみをつけるために配合されます。吸湿性や水分保持作用があることが多く、肌の上で皮膜を作り、肌を保護して潤いを持続させます。
水に溶けないタイプは粉体として使用されます。形状は球状をしているものが多く、ファンデーションやクリームなどに配合され、滑りを良くする感触改良剤として使用されます。

一般名、別名:カルボキシビニルポリマー
INCI名:CARBOMER

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