- 使用方法
- 全成分
- その他情報
2.顔の中心からマッサージをするように延ばして、顔全体に塗布します。
使用ステップ
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メイク落とし
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洗顔料
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化粧水
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クリーム
スキンケア事典([ダーマメディコ セブン モイスチュアクリーム]に関する項目数14件)
・No.03-06医薬品と化粧品と医薬部外品
・No.03-07アレルギーや炎症のチェック「セルフパッチテスト」
・No.03-08スキンケア製品の保管
・No.05-01基本ステップ2「補うケア」
・No.05-05乳液・クリームの効果とケア方法
・No.07-01肌トラブル別スキンケア「毛穴」
・No.07-03肌トラブル別スキンケア「乾燥」
・No.07-05肌トラブル別スキンケア「くすみ・キメ」
・No.07-07肌トラブル別スキンケア「目の下のクマ」
・No.07-08肌トラブル別スキンケア「敏感肌・ゆらぎ肌」
・No.07-09肌トラブル別スキンケア「アトピー肌」
・No.08-01春(3月・4月・5月)の肌とスキンケア
・No.08-03秋(9月・10月・11月)の肌とスキンケア
・No.08-04冬(12月・1月・2月)の肌とスキンケア
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この製品のタグ
- 保湿、
- 低刺激、
- 乳液、
- 医薬部外品
水
通常の水道水には鉄やカルシウムなどの金属イオンや塩素イオンなどが含まれていますので、そのまま使用することはできません。
その水をイオン交換膜に通して、イオンを取り除くと水(H2O)だけの純水になります。
それをさらに紫外線やオゾンによって殺菌した水を化粧品用に使用します。
化粧品によっては水にも目的をもたせるために、特定の場所で採取された水(富士山の湧き水など)や特別に加工された水(水素添加など)などを使用することがあります。これらも水質基準に適合すれば配合可能です。
スクワラン
酸化しにくく安定した、無色透明でさっぱりした感触の油分です。
肌から分泌される皮脂中にはスクワランやスクワレンが3〜4%含まれています。
スクワレンの酸化しやすい不飽和炭化水素に水素を添加して、酸化しにくい飽和炭化水素にしたものがスクワランとなります。
鮫の肝油に含まれるスクワレンを水素添加したり、オリーブオイルなどから精製されます。セラ コスメティックスでは植物性スクワランを使用しています。
BG
グリセリンよりもさらっとした使用感でべたつきも少なく、保湿性、湿潤性があります。空気中の水分を取り込む性質があるため、肌の潤いが持続します。
エタノールのような抗菌性もあり、防腐剤と併用すると相乗効果が期待できるので、様々な化粧品に幅広く用いられています。
また、肌に有効な成分の溶解性に優れるので、植物抽出液の溶媒としてエタノールとともに非常に良く利用されます。
とろみのある無臭で無色透明の液体。二価アルコールで、水、アルコール類、脂肪酸などに対して優れた分散性、溶解性を持ちます。アルコール類ですがエタノールなどに比べて肌への刺激は少ない成分です。
INCI名:BUTYLENE GLYCOL
グリセリン
吸湿性があり空気中の水分を取り込み、保湿効果を高める性質(モイスチュアキャッチ効果)があります。
保湿剤の中では感触が重く、べとつきを感じるタイプのもので、しっかりと保湿するタイプのアイテムに良く配合されます。
グリセリンは、無色透明のシロップ状の粘稠性の液体で、匂いがなく、甘みがあります。3価のアルコールです。
高等植物や海草、動物などに広く含まれ、私たち人間も、皮下や筋肉などに「脂質」という形で蓄えられています。グリセリン骨格の3個の水酸基すべてに脂肪酸がエステル結合したものが「脂質」あるいは「油脂」と呼ばれています。
グリセリンには、ヤシの実などの「油脂」を原料とした天然グリセリンと、石油を原料とする合成グリセリンとがあります。通常、天然グリセリンは油脂を加水分解して得られる水溶液(甘水)を精製、濃縮し、粗製グリセリンを製造、さらに蒸留、精製して製品化する方法で生産されています。現在では資源の再生産の立場から世界的にも天然グリセリンが主流となっています。
その名前はギリシャ語のglykys(甘い)に由来し、1779年にスウェーデン人のK.W.シェーレがオリーブ油加水分解物の中から発見しました。
甘みがあるので、糖分を含まない甘味料としても使われています。
グリセリンは無害で生物分解も早いので、堆肥に加えて畑の腐植土作りに活用されています。
INCI名:GLYCERIN
ステアリン酸グリセリル(SE)
グリセリンと大豆油やパーム油脂から得られるステアリン酸を結合させて作られる非イオン界面活性剤です。
乳化、分散、浸透作用に優れ、乳化の安定性を高める補助剤として使われます。
食品添加物としても認可されている安全性の高い成分です。
※界面活性剤・乳化剤とは、
水と油の境目「界面」に作用して、水に油を溶かし込んだり、水と油を懸濁(クリームや牛乳のように濁った状態)させる成分です。一つの分子の中に、水になじみやすい親水性の部分と、油になじみやすい親油性の部分を持っていて、水と油が混じり合う仲立ちをします。
粉体などの固体と水や油の境目も界面と言い、同様に界面活性剤を用いて液体の中に固体を綺麗に分散させることもあります。
界面活性剤は、水に溶かした時にプラスとマイナスに分かれイオンとなるイオン性界面活性剤と、イオンにならずそのまま溶解する非イオン(ノニオン)性界面活性剤に大きく分類されます。イオン性界面活性剤はさらに、陰イオン(アニオン)界面活性剤、陽イオン(カチオン)界面活性剤及び両性界面活性剤に分類されます。
活性剤分子の中の親水性の部分と親油性の部分の形状、大きさによって、相性の良い油や有効成分などがあり、それが活性剤の個性となります。化粧品には一種類の活性剤ではなく、数種類の活性剤を配合するのが一般的です。
石けんや洗顔料に配合している活性剤は皮脂汚れを落とす作用の強いイオン性界面活性剤が、乳液やクリームには油分や有効成分を安定的に溶解、分散し、かつ安全性の高い非イオン性界面活性剤が使用されます。
界面活性剤は化粧品だけでなく、マーガリンやドレッシングなどの食品や目薬などの医薬品、ペンキや糊などの工業製品など幅広く使用されています。
INCI名:GLYCERYL STEARATE SE
カルボマー
増粘作用があり、化粧水や乳液などにとろみをつけたり、クリームやジェルなどに厚みをつけるために使用されます。
べとつかず、さらっとした感触です。肌に付けると肌上の塩分や脂肪酸の影響で水のようになります。
乳化を安定化させたり、油分、粉体などを分散させる機能があり、化粧品の安定性を改善します。
酸性のカルボキシル基を持ったアクリル酸を繋げた(重合した)高分子で、アルカリで中和すると透明で綺麗なジェルになります。
安全性が高く幅広い化粧品に使用されます。
※高分子(こうぶんし、ポリマー)または高分子化合物(こうぶんしかごうぶつ)とは、
非常に多数の原子が共有結合してできる巨大分子のことです。一般に原子の数が1,000個以上、あるいは分子量が1万以上のものは高分子とみなされます。一般に分子が長くなればなるほど、肌への刺激が出にくくなります。
化粧品の分野では、炭素(C)やケイ素(Si)が長く結合した成分が多く使われます。主に2つのタイプがあり、水に溶ける油を乳化・分散させるタイプの高分子は増粘剤として使用されることが多く、ローションやジェル、美容液の粘度を上げとろみをつけるために配合されます。吸湿性や水分保持作用があることが多く、肌の上で皮膜を作り、肌を保護して潤いを持続させます。
水に溶けないタイプは粉体として使用されます。形状は球状をしているものが多く、ファンデーションやクリームなどに配合され、滑りを良くする感触改良剤として使用されます。
INCI名:CARBOMER
グリチルリチン酸2K
グリチルレチン酸ステアリルと同じ作用があります。
医薬部外品原料規格や日本薬局方外原料規格に収載されており、医薬品、化粧品の分野で最も汎用されている成分の一つです。
刺激感が強い成分を配合する際に、刺激による炎症を抑える目的で一緒に配合されることがあります。
マメ科の多年草である甘草(カンゾウ)の根から抽出したグリチルリチン酸のカリウム塩。白色粉末。
”生薬の王”と呼ばれる甘草(カンゾウ)は、4000年も前から薬用植物として使用されており、アッシリアのタブレット (粘土板)やエジプトのパピルスにその記録が記されています。植物の名前の通り甘味があり、グリチルリチン酸はショ糖の150倍という甘味をもっています。
解毒作用と抗アレルギー、抗潰瘍作用があるため、医療では急性や慢性の皮膚炎に使われています。
INCI名:DISODIUM GLYCYRRHIZATE
トコフェロール
酸化を抑える作用、肌荒れを防ぎ、血行を促進する作用があります。
トコフェロールは肌から直接吸収され、血管を拡張し血行を促進します。
加齢や炎症の原因となる活性酸素を消去する抗酸化力に優れています。還元力が強く、脂質に対しての強い抗酸化作用を発揮します。脂質がニキビの元になる過酸化脂質になるのを防ぎます。
自らが酸化することでビタミンAやビタミンCなどのの酸化を防いだり再生したりします。皮膚の角質化防止、保湿効果、メラニンの沈着抑制(くすみ改善、美白)、抗炎症作用、発毛促進効果、紫外線防御効果などもあります。
トコフェロールはビタミンCと同じように酸化、分解しやすく、化粧品へ安定的に配合するのが難しい成分です。
安定性を高めたビタミンE誘導体(酢酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール等)という成分が開発されています。
トコフェロールは主に大豆、ナタネなどから抽出し精製した天然ビタミンEの一つです。γ-、δ-トコフェロールが主となる天然抗酸化剤です。
粘ちょう液状油、黄色~茶褐色、わずかに特異臭があります。
※フリーラジカル(主に活性酸素)とは、
酸素は通常2つの酸素原子がくっついて酸素分子O2として空気中などに存在します。
その酸素分子に紫外線や電磁波などのエネルギーが加わったりすると、原子状態の酸素(O・)や電子状態が不安定な高いエネルギーを持つ酸素分子(O2・-、HO・)となり、それを「活性酸素」と呼びます。
非常に反応性が高く、生体内では白血球の殺菌作用など多くの生理現象に関与します。有効な作用がある反面、細胞を直接的あるいは間接的に傷つけ、老化の一因をつくります。
フリーラジカルは他の気体分子(チッ素や塩素など)や有機化合物でも発生しますが、老化に係わるフリーラジカルは主に活性酸素となります。
INCI名:TOCOPHEROL