- 使用方法
- 全成分
- その他情報
使用ステップ
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液体石けん
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化粧水
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クリーム
スキンケア事典([ダーマメディコ ADクリーム]に関する項目数12件)
・No.02-08化粧品の成分で起る刺激やかぶれ「接触皮膚炎」とは?
・No.03-07アレルギーや炎症のチェック「セルフパッチテスト」
・No.03-08スキンケア製品の保管
・No.05-01基本ステップ2「補うケア」
・No.05-05乳液・クリームの効果とケア方法
・No.06-01基本ステップ3「守るケア」
・No.07-01肌トラブル別スキンケア「毛穴」
・No.07-08肌トラブル別スキンケア「敏感肌・ゆらぎ肌」
・No.07-09肌トラブル別スキンケア「アトピー肌」
・No.08-01春(3月・4月・5月)の肌とスキンケア
・No.08-03秋(9月・10月・11月)の肌とスキンケア
・No.08-04冬(12月・1月・2月)の肌とスキンケア
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この製品のタグ
- 敏感肌・ゆらぎ肌、
- 低刺激、
- アトピー、
- 乳液、
- 抗菌剤
水
通常の水道水には鉄やカルシウムなどの金属イオンや塩素イオンなどが含まれていますので、そのまま使用することはできません。
その水をイオン交換膜に通して、イオンを取り除くと水(H2O)だけの純水になります。
それをさらに紫外線やオゾンによって殺菌した水を化粧品用に使用します。
化粧品によっては水にも目的をもたせるために、特定の場所で採取された水(富士山の湧き水など)や特別に加工された水(水素添加など)などを使用することがあります。これらも水質基準に適合すれば配合可能です。
グリセリン
吸湿性があり空気中の水分を取り込み、保湿効果を高める性質(モイスチュアキャッチ効果)があります。
保湿剤の中では感触が重く、べとつきを感じるタイプのもので、しっかりと保湿するタイプのアイテムに良く配合されます。
グリセリンは、無色透明のシロップ状の粘稠性の液体で、匂いがなく、甘みがあります。3価のアルコールです。
高等植物や海草、動物などに広く含まれ、私たち人間も、皮下や筋肉などに「脂質」という形で蓄えられています。グリセリン骨格の3個の水酸基すべてに脂肪酸がエステル結合したものが「脂質」あるいは「油脂」と呼ばれています。
グリセリンには、ヤシの実などの「油脂」を原料とした天然グリセリンと、石油を原料とする合成グリセリンとがあります。通常、天然グリセリンは油脂を加水分解して得られる水溶液(甘水)を精製、濃縮し、粗製グリセリンを製造、さらに蒸留、精製して製品化する方法で生産されています。現在では資源の再生産の立場から世界的にも天然グリセリンが主流となっています。
その名前はギリシャ語のglykys(甘い)に由来し、1779年にスウェーデン人のK.W.シェーレがオリーブ油加水分解物の中から発見しました。
甘みがあるので、糖分を含まない甘味料としても使われています。
グリセリンは無害で生物分解も早いので、堆肥に加えて畑の腐植土作りに活用されています。
INCI名:GLYCERIN
BG
グリセリンよりもさらっとした使用感でべたつきも少なく、保湿性、湿潤性があります。空気中の水分を取り込む性質があるため、肌の潤いが持続します。
エタノールのような抗菌性もあり、防腐剤と併用すると相乗効果が期待できるので、様々な化粧品に幅広く用いられています。
また、肌に有効な成分の溶解性に優れるので、植物抽出液の溶媒としてエタノールとともに非常に良く利用されます。
とろみのある無臭で無色透明の液体。二価アルコールで、水、アルコール類、脂肪酸などに対して優れた分散性、溶解性を持ちます。アルコール類ですがエタノールなどに比べて肌への刺激は少ない成分です。
INCI名:BUTYLENE GLYCOL
ヒアルロン酸Na
ヒアルロン酸は人の皮膚細胞にも存在し、たった1gで約6Lもの水分を抱え込むといわれる高保水性の高分子ムコ多糖類です。
ヒアルロン酸は肌に吸着して、その高い保湿力がなめらかな肌触りを作り、しっとりとした潤いを与え続けます。
皮膚の細胞間に多く存在していて、肌内部でも作られています。加齢などによりヒアルロン酸が減少すると肌がたるみ、弾力が失われて、シワができやすくなります。
ヒアルロン酸はグリコサミノグリカン(ムコ多糖類)の一種で、N-アセチル-D-グルコサミンとD-グルクロン酸という二糖によって直鎖状の構造をとっています。
皮膚以外には目(硝子体)、関節などに多く存在します。
INCI名:SODIUM HYALURONATE
グリチルリチン酸2K
グリチルレチン酸ステアリルと同じ作用があります。
医薬部外品原料規格や日本薬局方外原料規格に収載されており、医薬品、化粧品の分野で最も汎用されている成分の一つです。
刺激感が強い成分を配合する際に、刺激による炎症を抑える目的で一緒に配合されることがあります。
マメ科の多年草である甘草(カンゾウ)の根から抽出したグリチルリチン酸のカリウム塩。白色粉末。
”生薬の王”と呼ばれる甘草(カンゾウ)は、4000年も前から薬用植物として使用されており、アッシリアのタブレット (粘土板)やエジプトのパピルスにその記録が記されています。植物の名前の通り甘味があり、グリチルリチン酸はショ糖の150倍という甘味をもっています。
解毒作用と抗アレルギー、抗潰瘍作用があるため、医療では急性や慢性の皮膚炎に使われています。
INCI名:DISODIUM GLYCYRRHIZATE
ステアリン酸グリセリル(SE)
グリセリンと大豆油やパーム油脂から得られるステアリン酸を結合させて作られる非イオン界面活性剤です。
乳化、分散、浸透作用に優れ、乳化の安定性を高める補助剤として使われます。
食品添加物としても認可されている安全性の高い成分です。
※界面活性剤・乳化剤とは、
水と油の境目「界面」に作用して、水に油を溶かし込んだり、水と油を懸濁(クリームや牛乳のように濁った状態)させる成分です。一つの分子の中に、水になじみやすい親水性の部分と、油になじみやすい親油性の部分を持っていて、水と油が混じり合う仲立ちをします。
粉体などの固体と水や油の境目も界面と言い、同様に界面活性剤を用いて液体の中に固体を綺麗に分散させることもあります。
界面活性剤は、水に溶かした時にプラスとマイナスに分かれイオンとなるイオン性界面活性剤と、イオンにならずそのまま溶解する非イオン(ノニオン)性界面活性剤に大きく分類されます。イオン性界面活性剤はさらに、陰イオン(アニオン)界面活性剤、陽イオン(カチオン)界面活性剤及び両性界面活性剤に分類されます。
活性剤分子の中の親水性の部分と親油性の部分の形状、大きさによって、相性の良い油や有効成分などがあり、それが活性剤の個性となります。化粧品には一種類の活性剤ではなく、数種類の活性剤を配合するのが一般的です。
石けんや洗顔料に配合している活性剤は皮脂汚れを落とす作用の強いイオン性界面活性剤が、乳液やクリームには油分や有効成分を安定的に溶解、分散し、かつ安全性の高い非イオン性界面活性剤が使用されます。
界面活性剤は化粧品だけでなく、マーガリンやドレッシングなどの食品や目薬などの医薬品、ペンキや糊などの工業製品など幅広く使用されています。
INCI名:GLYCERYL STEARATE SE
ジメチコン
粘度が低いので重たい油分と混ぜて、べたつきを防ぎ感触を改良します。表面張力を低下させるので肌につけた時に広がりやすくなります。
スキンケア、ヘアケア、メイクアップ製品など幅広く使用されます。
また、揮発性があるので、落ちにくい口紅やファンデーションの皮膜を溶かす溶剤として使用されます。
ジメチルケイ酸がポリエチレンのように直鎖状に繋がった高分子です。ジメチルポリシロキサンの末端をトリメチルシロキシ基で封鎖した重合体。
安全で非常に安定した高分子で体内にも吸収されないので、医薬品として胃や腸の泡消し剤として使用されています。