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スキンケア事典

No.03-03 酸性・中性・アルカリ性を表す「pH」

酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛りをつけ、酸・アルカリの度合いを「pH(ペーハー)」という数値で表します。
pH7を中性とし、その値が小さければ酸性、大きければアルカリ性です。
値が小さいほど酸性の性質が強く、値が大きいほどアルカリ性の性質が強くなっています。

    pH    液性
3.0未満  酸性
3.0以上 6.0未満  弱酸性
6.0以上 8.0以下  中性
8.0を超えて 11.0以下  弱アルカリ性
11.0を超える  アルカリ性

肌は弱酸性。これは肌表面で皮脂や汗などが混ざり合った「皮脂膜」で覆われ、この皮脂膜がpH4.5~6.0の弱酸性を示します。
pH値を弱酸性に保つことで、常在菌のバランスを保ち、有害な細菌などが増えない環境をキープしています。
また、化粧品のpH値はそれぞれ違いますが、洗顔などで肌のpH値が一時的に変化しても、健康な肌であれば弱酸性に戻そうとする肌の機能が働き、洗顔の場合は約15分~数時間で弱酸性に戻ります。
肌トラブルで炎症を起こした肌状態ではこの機能が低下し、有害な菌が繁殖しやすい環境をつくり、さらなる肌トラプルに発展することがあります。
また、スキンケア以外でも、肌質や環境などによって肌のpH値は変化します。
皮脂の分泌量が多いオイリー肌の場合は酸性にかたむき、逆に乾燥した肌や汗をかいた後ではアルカリ性にかたむく傾向があります。


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