スキンケア事典

No.08-03 秋(9月・10月・11月)の肌とスキンケア

気温や湿度が徐々に低下し、乾燥が気になり始める季節。
この季節のポイントは、夏のダメージケアと保湿です。

肌の表面にある表皮では、新しい細胞が生まれ、やがて角質細胞になり、古い角質はアカとなってはがれ落ちます。
この肌の生まれ変わり「ターンオーバー」は、夏に浴びた紫外線の影響で滞りやすく、角質がはがれ落ちずに、肌表面に古い細胞がたまり続けることで、角質層は厚く固くなっていきます。
そのため、夏の終わりの肌は、ゴワついてツヤや透明感が失われ、さらに、この季節の角質細胞には、夏の紫外線から肌内部やからだを守るためのメラニンが多く含まれているため、暗いくすみを生じます。
肌の生まれ変わりのしくみ「ターンオーバー」とは?
メラニンのはたらき
角質肥厚が進んだ肌では、化粧水や美容液などの浸透も悪くなるため、夏のダメージ肌からなかなか抜け出せなくなります。

スキンケア

  • 落とすケア
    古い角質細胞がたまっている時には、スペシャルケアとしてピーリングを行います。
    ピーリングでは、古い角質をスムーズに落とし、肌の再生を促すことができます。
    また、メラニンをたっぷり含んだ固い古い角質を取り除くことで、透明感がアップし、肌表面がつるんとなめらかに。
    ピーリングにはいくつか種類がありますが、肌をこすって傷めることのない洗い流しタイプのケミカルピーリング製品がおすすめです。
    効果が分かりやすいピーリングケア。でも、過剰なピーリングは深刻なダメージを与える可能性があります。
    一定期間おくこと、肌状態が安定している時に行うことなど、製品の使用方法をよく読んで、肌を観察しながら行うことが大切です。
    また、ピーリング後の肌は、紫外線の影響を受けやすくなっています。
    秋とは言え、9月、10月は紫外線がまだまだ多く降り注いでいるため、ピーリング後は特に紫外線対策を強化する必要があります。
    古い角質を取り除く「ピーリング」
  • 補うケア
    メラニン色素還元成分で、春夏に生成されたメラニンを淡く還元したり、エイジングケアを目的とした成分で、紫外線による老化をケアしたりなど、夏のダメージを回復させるための化粧水美容液がおすすめ。
    特にピーリング後の肌は、その後に使用するアイテムの浸透がアップするため、スペシャルケアとしてフェイスパックを取り入れると効果的です。
    基本ステップ2「補うケア」

秋が深くなると気温や湿度はぐんと低下し、肌は乾燥に傾きはじめます。
角質肥厚が進んだ状態でこの気候を迎えると、さらに肌表面をカサつかせることになります。
また、急激な気候の変化に、肌が不安定になることも。
この時に生まれた細胞たちがターンオーバーによって、さらに乾燥する冬に肌表面を覆い、肌を守ることになります。
夏にさっぱりタイプのアイテムを使用している方も、冬の乾燥に耐えられる肌を育むために、保湿重視のしっとりタイプに切り替えるタイミングです。

スキンケア

  • 補うケア
    肌表面や角質層内で水分を吸収し、肌の水分を保持する保湿成分や、肌の水分が蒸発するのを防いで水分を保持するエモリエント成分が配合された化粧水乳液美容液で、肌の保湿力をアップさせるケアを行います。
    肌の保湿力がアップすることで、肌のバリア機能を強化し、外界からの刺激を受けにくくなります。
    基本ステップ2「補うケア」
    季節の変わり目で肌が敏感になっている時には、炎症反応を抑える肌あれ防止成分や、外界からの異物侵入を防ぐ肌表面の保護成分が配合された低刺激性のクリームで、シンプルなスキンケアを行います。
    肌トラブル別スキンケア「敏感肌・ゆらぎ肌」

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