スキンケア事典
No.06-04 日焼け止め「紫外線吸収剤(ケミカル)」と「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」
主に有機化合物。紫外線のエネルギーを紫外線吸収剤が吸収し、熱エネルギーに変換させ、肌表面から放出させる成分です。
【よく配合される成分】t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン-3、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル など
メリット
・無色透明で白浮きがない
・配合したときの使用感がなめらか
デメリット
・吸収できる紫外線の量に限界があるため、こまめなぬり直しが必要
・肌の上で一部が化学反応を起こして変質し、刺激となることも
主に粒子粉体。肌表面で紫外線を反射・散乱させる成分です。
【よく配合される成分】酸化チタン、酸化亜鉛 など
メリット
・肌への刺激が少ない
デメリット
・白い粉状の成分が配合されているため、白浮きしやすい
・粉っぽくなったり、皮脂や水分を吸収するため、肌が乾燥することも
セラ コスメティックスでは、比較的肌に負担の少ない紫外線散乱剤(ノンケミカル)タイプの日焼け止めをおすすめしています。
この項目のタグ
- 紫外線、
- 日焼け止め
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