スキンケア事典

No.06-02 日焼け止め・UVの選び方とケア方法

肌に有害な紫外線をカットする目的で、朝のケアでは日焼け止めを使用します。
肌にダメージをあたえる「紫外線」とは?

紫外線A波と紫外線B波、両方を防止する効果がある製品が主流で、それぞれの効果の高さを表すために日本では「PA」と「SPF」の表示があり、大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2タイプがあります。
紫外線防止効果の目安「PA」と「SPF」
日焼け止め「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」

SPFやPAの値の高いものを選びがちですが、効果が高いものほど、日焼け止め成分が肌への刺激となることも。
日常のUV対策としてSPF20++前後を基準とし、季節、紫外線を浴びる時間、時間帯、場所など、シーンによって使い分けることがベストです。
また、海やプール、レジャー時には、水や汗に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めを使用します。

日焼け止めの使用方法は製品によって異なりますが、ベタつきや白浮きが気になるからと言って薄くのばしたり、高いSPF・PAの製品だからとぬり直しをしなかったり。
これでは製品に記載されている紫外線防止効果は得られず、UV対策をしているつもりでも影響を受けることになりかねません。
使用量やぬり直しについて製品の説明をよく読み、使用方法を守ることで期待通りの紫外線防止効果が得られます。

1 基本のスキンケアをする
日焼け止めは、化粧水や乳液、美容液などの後に使用します。
日焼け止めによる乾燥が気になる場合は、目もとや口もとなど、皮脂の少ないパーツに油分を含むクリームなどを使用しておくと、乾燥を防ぐことができます。

2 日焼け止めを手にとる
製品に記載されている使用量を目安に、たっぷりと手にとります。
※SPFの値は皮膚1㎠に対して2mgの日焼け止めを塗ったときの効果として測定されています。
顔全体に塗るとすると、乳液状の日焼け止めは500円玉大くらい、クリーム状はパール大2個分くらいの量が目安です。

3 顔になじませる
日焼け止めを額、鼻、両ほお、あごにのせます。
中指と薬指の腹を使って、肌の上をすべらせるように顔全体にのばします。
額から鼻の「Tゾーン」や、眉の端からほお骨の「Cゾーン」は顔のなかで高く、日焼けしやすいゾーン。しっかりとムラなくのばします。

4 プラスUVケア
すでにあるシミやそばかすなど気になる部分には、日焼け止めを重ね塗りしておくと安心です。
また、首やデコルテ、首の後ろや耳などもあわせてケアします。
日焼け止めを再度手にとり、指の腹や手のひらを使ってなじませます。

多くのファンデーションやフェイスパウダーには紫外線散乱剤が配合されています。
日焼け止めを厚塗りしたくない場合や、より確実にUVケアをしたい場合は、これらのベースメイク製品をプラスしたり、こまめに日焼け止めをぬり直すことで、日焼け止め効果を持続、強化することができます。

● 日焼け止めを落とす時の注意
水や汗に強いタイプの日焼け止めには耐水性の成分が含まれています。
通常の洗顔料では落としきれなかったり、摩擦によって肌に負担がかかることもあります。
肌に日焼け止めが残っていると、基礎化粧品の浸透を妨げたり、肌老化や毛穴詰まりやニキビなどトラブルの原因にも。
そのため、このタイプの日焼け止めは、専用のクレンジング料または洗浄力の高いクレンジング料で落とすことをおすすめします。
クレンジング料製品一覧

紫外線から肌を守るためのUVケア。それが肌トラブルの原因にならないよう、メイクをしていなくても、男性でも、クレンジング料で日焼け止めをしっかり落とし、その後に洗顔料で洗顔をします。
クレンジング+洗顔「ダブル洗顔」とは?
クレンジングのポイントと使用方法

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