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成分辞典

カミツレエキス

保湿作用、抗炎症作用、美白作用、抗酸化作用などがあります。

カマズレン、アズレン、ビサボロール等の抗炎症作用を持つ成分や、アミノ酸、タンニン、フラボノイドなどの有効成分を含みます。
抗炎症作用は強く、乾燥による肌荒れを防ぎ、ニキビなどの炎症も鎮めます。
一般的な化粧水乳液、クリームなどの他に、ヘアケア用としてフケや痒み防止として配合されます。

キク科の一年草カミツレの花から抽出されます。
カミツレ(加密列)は和名でカモミール、カモマイルとも呼ばれます。
4,000年以上前のバビロニアですでに薬草として利用されており、ヨーロッパで最も古い薬草とされています。
ハーブティーとして飲用することで安眠・リラックス効果となります。


※ポリフェノール、フラボノイド
5,000種類以上もの類似した作用を持つ成分の総称です。
種類によってそれぞれ作用が違いますが、肌への主な作用として、抗酸化作用、収れん作用、消臭作用、美白作用などがあります。
ほとんどの植物に存在し、光合成によってできる植物の緑、青紫、赤、茶色などの色素や苦味の成分の総称です。
緑の葉、秋の紅葉、赤ワインの赤色、カカオやコーヒーの茶色、イチゴやブルーベリーの色素、紫芋の紫色、柿の渋味成分、ウコンの黄色などポリフェノールは数千種類あると言われています。
古くから使用されてきましたが、近年、抗酸化作用が注目され、エイジングケア成分として食品や化粧品に積極的に配合されるようになりました。
動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用、ホルモン促進作用が向上、消化器や代謝疾患を改善すると言われています。
ポリフェノールとフラボノイドは厳密に言えば定義が違いますが、ほぼ同じ成分の事を言っていると考えて差し支えありません。

INCI名:CHAMOMILLA RECUTITA (MATRICARIA) EXTRACT

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