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成分辞典

コレステロール

肌を柔軟にして、潤いを保つ働きがあります。肌上で保護膜を形成し、肌のキメを整え、なめらかにします。

水にほとんど溶けず、油によく溶ける性質です。
保湿剤、柔軟剤、乳化助剤などの目的で乳液やクリーム美容液、ヘアケア製品などに配合されます。

動物性コレステロールと植物性コレステロールがあり、動物性コレステロールはラノリン(羊毛から取れる油脂)から精製されたもの、植物性はフィトステロール(phytosterol、phytoはギリシャ語で植物)と呼ばれコーン油、米油、菜種油などに由来します。

細胞膜を構成する成分でステロイドに分類されます。体内で合成され、上皮脂肪、毛髪、脳に多く存在しています。
皮膚上でビタミンD3を光合成する役割があり、体内では胆汁酸の産生を促し、ビタミンA、D、、Kなどの脂溶性ビタミンの代謝に関与しています。抗酸化作用があるとの研究もあります。
血液検査で動脈硬化を調べるのに善玉コレステロール、悪玉コレステロールを測定しますが、これはコレステロールとリポタンパク質が作る複合体のことで、リポタンパク質の違いによって善玉、悪玉に別れます。
胆石の主成分で、名前の由来はギリシャ語のchole-(胆汁)とstereos(固体)とを組み合せ、アルコール類なので「-ol」がついてコレステロールとなります。
白色の光沢のある結晶です。

INCI名:CHOLESTEROL

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