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スキンケア事典

No.04-04 洗顔のポイントと使用方法

洗顔は、デイリーケアに欠かせないステップ。さまざまな肌トラブルの原因になるホコリや雑菌、汗や皮脂、古い角質などの汚れを落とすために行います。
汚れを落とすというシンプルなケアですが、毎日の積み重ねで肌の状態に差がでる大切なプロセス。

いくつかのポイントをおさえた洗顔によって、普段何気なく行っている洗顔が、肌トラブルを防ぐいちばんのスキンケアに変わります。

  • 摩擦が起りにくい洗顔
    洗顔の際にこする刺激は、肌を傷める原因に。
    毛穴のトラブルやニキビなどを気にする方ほど、こすってしまう傾向があります。
    こすることは角質を傷つけるだけではなく、炎症を悪化させたり、色素沈着を起こすこともあります。
    洗顔料の種類は石けんや洗顔フォームなどの泡立てるタイプ以外にも、泡立てないタイプの製品もあります。どちらにしても、指と肌の間にクッションができるようにやさしく洗顔することが大切。
    泡立つタイプの洗顔料の場合、泡立ちや泡質はそれぞれ違いますが、肌に合ったものを選び、泡立ちにくければ泡立てネットやスポンジを使います。

  • 汚れをしっかり落とす洗顔
    洗顔の目的は汚れを落とすこと。
    乾燥を気にして洗浄力の弱過ぎる洗顔料で汚れが落としきれないケース、水のみの洗顔で皮脂を落とさないケース、洗顔料に含まれる保湿成分が洗顔後に膜のように肌表面に残るケース。
    このような洗顔では、残った汚れによって肌トラブルを引き起こしたり、化粧水や美容液の浸透を妨げたりします。
    洗顔料はきちんと汚れが落とせるもので、肌に合ったものを選びます。
    湿度が高く乾燥しにくい夏と、湿度が低く乾燥しやすい冬、または肌の状態によって洗浄力の違う洗顔料を変えることも良い方法です。

  • 適切な回数と時間
    スポーツなどで汗をかくなど特別な時を除き、通常は1日2回。
    洗顔をしすぎると、皮脂が落ち過ぎ、肌荒れの原因になることがあります。
    また、長い時間をかけてゆっくり洗顔をしたり、泡パックをしたりなど、一見効果的に思えますが、洗顔料に含まれる洗浄成分は肌にのせている時間が長くなり過ぎると、肌への刺激となります。
    早めに洗い流し、もし汚れが残っている箇所があったら、その部分だけを再度洗うようにします。

準備
髪を留める・手を洗う・汚れを流す
メイク落とし

1 洗顔料を手にとる
洗顔は手に水がついている状態の方が泡立ち良いため、手がぬれた状態で始めます。
洗顔料を適量手のひらにとり、少量の水かぬるま湯を数回にわけて加え、手の上で卵1個分程度の泡をつくります。
泡立ちにくい洗顔料や泡立てにくい石けんなどは、泡立てネットや泡立てスポンジを使用することで、たっぷりのきめ細かい泡をスピーディーにつくることができます。

2 順番になじませる
洗顔料の泡は肌の上にのせるだけで汚れを浮き上がらせるので、こすらずに、泡をクッションにしながらなじませていきます。
まずは皮脂汚れが多く、肌が比較的強い、額から鼻の「Tゾーン」。小さな円を下から上へ描くようになじませます。
特に小鼻や鼻先などは皮脂汚れが詰まりやすい部分。こすらずに、泡をころがすように汚れとなじませます。
次にほおからあごの「Uゾーン」、最後に目もとと口もとの順番です。
目もとと口もとは皮膚が薄く、弱いパーツなので、特にやさしくなじませます。

3 ぬるま湯ですすぐ
すすぎは体温より少し低いぬるま湯を手にすくい、こすらずに、顔中央から外側に向かってやさしく洗い流します。

4 洗い残しのチェック
流した後は鏡を見て、皮脂汚れが残っていないか、髪の生え際やあごなどに泡が残っていないかチェックをします。
もし洗い残しがあれば、その部分だけ再度洗います。

5 タオルで拭く
清潔なタオルで水分を軽くおさえながら、こすらずに吸い取り、次のスキンケアステップへ。
基本ステップ2「補うケア」


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