スキンケア事典

No.02-03 皮脂膜のはたらき

皮脂腺から肌表面に分泌された皮脂は、汗腺から分泌された汗や、角質層からの脂質が混ざり合って乳化され、肌を守る「皮脂膜」をつくります。pHは4.5~6.0の弱酸性です。
酸性・中性・アルカリ性を表す「pH」

この皮脂膜は肌に自然なツヤを与え、肌表面をなめらかにして摩擦抵抗を減らしたり、肌のpHを一定に保ち、雑菌の繁殖を抑えたりなど、肌の保護膜としての役割があります。
また、皮脂膜は水分の蒸散を防ぐ働きがあり、表皮角質層の「NMF」と「細胞間脂質」とともに、肌のうるおいを守る大事な保湿成分です。

皮脂は肌を保護する一方、紫外線や酸素などの影響で酸化され、刺激物質に変化します。
酸化した皮脂は肌を刺激して、炎症をはじめ、さまざまな肌トラブルの原因になります。
酸化した皮脂を肌に残さないために、朝と夜に洗顔で洗い落とす必要があります。
基本ステップ1「落とすケア」

また、洗顔後は皮脂膜が肌表面を保護するまでの間、化粧水や乳液などで水分と油分を補うことで、化粧品は皮脂膜の代わりとして肌を保護することができます。
基本ステップ2「補うケア」

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