成分辞典

酢酸トコフェロール

酸化を抑える作用、肌荒れを防ぎ、血行を促進する作用があります。
作用はビタミンEトコフェロール)と同じです。

酢酸トコフェロールは肌に浸透し、体内の酵素で速やかにα-トコフェロールビタミンE)と酢酸に分解されます。
加齢や炎症の原因となる活性酸素を消去する抗酸化力に優れています。還元力が強く、脂質に対しての強い抗酸化作用を発揮します。脂質がニキビの元になる過酸化脂質になるのを防ぎます。
自らが酸化することでビタミンAやビタミンCなどのの酸化を防いだり再生したりします。
皮膚の角質化防止、保湿効果、メラニンの沈着抑制(くすみ改善、美白)、抗炎症作用、発毛促進効果、紫外線防御効果、血管を拡張し血行を促進する作用など、多くの美肌作用があります。

主に大豆、ナタネなどから抽出し精製した天然ビタミンEに酢酸をエステル付加して安定化したビタミンE誘導体です。油溶性の黄色透明で粘ちょう性がある液体です。水には溶けません。


※フリーラジカル(主に活性酸素)とは、
酸素は通常2つの酸素原子がくっついて酸素分子O2として空気中などに存在します。
その酸素分子に紫外線や電磁波などのエネルギーが加わったりすると、原子状態の酸素(O・)や電子状態が不安定な高いエネルギーを持つ酸素分子(O2・-、HO・)となり、それを活性酸素と呼びます。
非常に反応性が高く、生体内では白血球の殺菌作用など多くの生理現象に関与します。有効な作用がある反面、細胞を直接的あるいは間接的に傷つけ、老化の一因をつくります。
フリーラジカルは他の気体分子(チッ素や塩素など)や有機化合物でも発生しますが、老化に係わるフリーラジカルは主に活性酸素となります。

一般名、別名:ビタミンE誘導体
INCI名:TOCOPHERYL ACETATE

成分辞典トップ