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成分辞典

α-アルブチン

美白成分です。

紫外線やストレスによって皮膚の中で生じた活性酸素によりメラノサイト中では、メラニン色素生成の原因となるチロシナーゼという酵素の働きが活発になります。
その結果、チロシナーゼによってメラノサイト内のチロシンから黒色のメラニン色素が合成され、それがシミ・ソバカス・日焼けの原因となります。
α-アルブチンは、チロシナーゼに直接作用してチロシナーゼの働きを抑え、シミ・ソバカス・日焼けの原因となるメラニン色素の生成を強力に防ぎます。

ハイドロキノンにブドウ糖をα結合で転移させた物質です。ハイドロキノン誘導体とも呼ばれます。無色針状結晶で水、アルコールに良く溶けます。


※フリーラジカル(主に活性酸素)とは、
酸素は通常2つの酸素原子がくっついて酸素分子O2として空気中などに存在します。
その酸素分子に紫外線や電磁波などのエネルギーが加わったりすると、原子状態の酸素(O・)や電子状態が不安定な高いエネルギーを持つ酸素分子(O2・-、HO・)となり、それを活性酸素と呼びます。
非常に反応性が高く、生体内では白血球の殺菌作用など多くの生理現象に関与します。有効な作用がある反面、細胞を直接的あるいは間接的に傷つけ、老化の一因をつくります。
フリーラジカルは他の気体分子(チッ素や塩素など)や有機化合物でも発生しますが、老化に係わるフリーラジカルは主に活性酸素となります。

メラノサイト(メラニン細胞)とは、
チロシナーゼ(酵素)を有し、メラニン色素を産生する細胞です。恒温動物の表皮内・毛根・脳軟膜・眼球などに散在します。

メラニンとは、
動植物の組織内にある色素の名称です。黒褐色のユウメラニン(eumelanin、真性メラニン)と、橙赤色のフェオメラニン(Pheomelanin、亜メラニン)の2種類があります。
メラノサイト(色素細胞)の中でフェノール化合物、特にチロシンから生合成され、その量により毛髪や皮膚および目の網膜の色が決まります。
また、メラニン紫外線を吸収し、紫外線による体細胞の損傷を防ぐ機能があります。

INCI名:Alpha-Arbutin

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