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スキンケア事典

No.07-05 肌トラブル別スキンケア「くすみ・キメ」

肌のなめらかさやツヤが失われる「キメの乱れ」や、透明感や明るさが失われる「くすみ」。
キメの細かさや肌の色は遺伝的な要素が大きいですが、このキメの乱れやくすみはいくつかの原因が考えられ、スキンケアによって大きく変わってきます。
肌の状態をよく観察して、適切なスキンケアを行うことがポイントです。

肌の生まれ変わりのしくみ「ターンオーバー」が正常ではない場合に角質肥厚が起ります。
肌の表面にある表皮では、新しい細胞が生まれ、やがて角質細胞になり、古い角質はアカとなってはがれ落ちます。
このターンオーバーによって毎日少しずつ生まれ変わっていますが、食事や睡眠などの生活習慣、ストレスなど、これらが原因で引き起こされるホルモンバランスの崩れ、肌の老化、季節、間違ったスキンケアなどの影響で角化異常が起こり、古い角質がはがれ落ちずに肌にとどまることがあります。
すると、角質層は厚く固く、ゴワついた状態に。
角質細胞には褐色〜黒色のメラニンが含まれているため、厚くなることで肌の色が暗く、くすんで見えるようになります。

スキンケア

  • 落とすケア
    肌の状態が安定している時にスペシャルケアとしてピーリングを行います。
    メラニンを含む古い角質をスムーズに落としながら、ターンオーバーを促すことができます。
    ピーリング後は、肌の水分が蒸発しやすく、また、紫外線の影響を受けやすくなります。
    化粧水乳液などによる保湿ケアと、日中はUVケアを行います。
    ピーリングはやり過ぎると、乾燥や肌あれなど、別のトラブルをまねくことも。使用方法を守って行います。
    古い角質を取り除く「ピーリング」

食事や睡眠などの生活習慣、ストレスなど、これらが原因で引き起こされるホルモンバランスの崩れ、肌の老化、季節、間違ったスキンケアなどの影響で、乾燥や肌あれが起ることがあります。
乾燥や荒れた肌は水分が少なく、肌表面がカサつきキメが乱れている状態。
すると、肌表面で光が乱反射したり、影ができることで、透明感やツヤがなく、くすんで見えるようになります。

スキンケア

  • 落とすケア
    肌表面の皮めくれや毛羽立ちなど荒れた部分は、こすることで悪循環になることも。
    毎日の洗顔は、低刺激タイプや脱脂力が弱めの洗顔料に切り替え、摩擦が起らないようやさしく手早く洗顔を行います。
    基本ステップ1「落とすケア」

  • 補うケア
    保湿成分が配合された化粧水乳液美容液で、水分を保つ力を高める保湿ケアを行います。
    また、乾燥や肌あれを起こした肌は外界からの刺激を受けやすくなっているため、肌表面の保護成分や、肌あれ防止成分なども補うことで、肌が正常に戻ろうとする力をサポートすることができます。
    基本ステップ2「補うケア」

食事や睡眠などの生活習慣、ストレス、運動不足、季節、老化などによって、血行が悪くなることがあります。
血行の良い肌に光が差し込むと、ほのかな赤みを帯びて血色が良く見えますが、血行が悪い肌では、暗くくすんでみえるようになります。
血管は肌の代謝に必要な栄養や酸素、水分を届ける働きのほか、老廃物や二酸化炭素を回収する働きがあります。
この循環が悪くなることで、肌の生まれ変わりのしくみ「ターンオーバー」が乱れるなどさまざまな肌トラブルが起りやすくなり、複合的にくすみが強くなることがあります。

スキンケア

  • 補うケア
    血行促進成分が配合されたアイテムでケアを行います。
    マッサージやツボ押しをプラスするとさらに効果的。
    セルフマッサージでは摩擦で肌に負担をかけないよう、マッサージに適した美容液やクリームを使用します。
    無理な力をかけずに、ゆっくりリラックスをしながらやさしく行うことがポイント。
    心地よいスキンケアは脳内ホルモンが放出され、血行促進以外にも肌に良い効果をもたらすことが期待できます。
    基本ステップ2「補うケア」


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